46、ものづくり総合技術展 (平成29年11月18日)

 今年で、第6回になる高知県「ものづくり総合技術展」が、11月の3日間開催され、弊社「株式会社土佐龍馬の里」も食品加工ゾーンに出展した。 この展示会は、高知県の産業技術を広く、国内・海外に知って頂くことと、高知県の産業振興や地域課題の解決に役立てる目的も含め、高知県内の企業間の交流とコラボレーションを促すことも大事なテーマとしている。
 展示場はテーマごとにブースが設けられ、会場中央には企業のプレゼンテーションの舞台があり、参加各社はそれぞれの技術に関して熱心に説明している。 多くのゾーンの内訳は、産業技術、農林水産、ITソフトウエア、防災技術、エコロジー、住まいと暮らし、産業教育、食品加工、それにブース内に入らない大型の機械等の屋外展示、コンサルタント・ゾーンがある。 更には、来場者の楽しみの一つである、高知県各地の旨いものが食べられるコーナーがある。 今回の展示には県内企業132社が参加、県外のバイヤーや得意先企業も数多く招待されている。 海外からは、台湾・タイ等の国々からも来場して、各ブースに関心を寄せている。
 
 私どもも、食品加工ゾーンの一角に展示ブースを構え、3年前から開発し、順調に県内外に販売している焼き肉のたれ「にんにくやきにく極みたれ」、また数か月で商品化した、弊社が栽培している青ネギをふんだんに入れ込んだ「ネギ味噌」を試食販売した。 この商品は、高知県内のD味噌屋さんとコラボレーションして製品化し、ラベルのデザインと食べ方のバリエーション等は、地元Y高校の商業課の生徒が提案してくれた。 限られたブースの中で、用意した、野菜のスティック(大根、セロリ)を付けて試食してもらった。 現状では、試作品段階にも拘らず、ブースに立ち寄られた多くの方々が、美味しいと、目を丸くして喜んでくれた。
 この展示会の反応に自信を得て、早急に本格的に販売を開始したいと考えている。 今回の展示会には、多くの地元の高校生が、学習の一環として、先生に引率され、メモを取りながら彼方此方のブースへ数人単位で立ち寄り、学習する姿が目立った。 私どもの「ネギも味噌」のデザインを考案してくれた、高校生も立ち寄ってくれて、商品開発に携わった仲間として製品化した喜びを分かち合った。 更には、大手量販店のバイヤーやネット販売の関係者も関心を寄せてくれて、今後の販売チャネルとしても手ごたえがあり、嬉しい限りである。
 
 話題としては、高知市内の多くの方が飲食を楽しむ「ひろめ市場」内のお店が、従来はカツヲのたたきは、ポン酢や塩で食べるのが常識の中で、私どものこの「ネギ味噌」をカツヲのたたきに塗り、軽く炙ったら、従来の食べ方に比べ、新鮮でおいしい味わいに、注文が止まらないとのこと。 
 このように、展示会の機会は、多くのヒントとアイデアを提供してくれる場になるのだと今更のように感激している。 多くの出展社が、それなりに成果を感じていると思われます。 また、普段触れることのない分野の産業に関しても学習できる機会と考えると、展示会の効果は計り知れない価値があるのかもしれない。

2017年11月20日