26、物流コスト (平成28年11月22日)

 高知市では、優秀な指導者をお招きして、新たな食品加工品の発掘に力を入れ、地元の産業を育てようとしています。 その一つ、今年で5回目の新商品の発表会「コラボ・グランプリ」がありました。 これは、数社の生産者や事業者が商品や加工技術を持ち寄り、新商品を開発するもので、これに入賞すると全国のグランプリに参加でき、さらには海外でのイベントにも出向くチャンスがあります。

 当方も参加しました。 今年は自社で7反ほどの畑で栽培している青ネギを使って、何か加工品を作りたいと検討していました。 最初は、地元の中華レストランのシェフに相談して、私どもの青ネギを使ったソースや料理を作ってもらったり、自分で、ネギ油を何種類か作ってみたりしましたが、残念ながら短期間では市場に出せるものはできないと悩みました。 親しい食の研究家E氏からアドバイスがあり、考えを切り替え、自社で商品化してすでに販売している「にんにくやきにく極みたれ」を活用することになりました。 それは、一昨年、地元の農家の女将さんが長年に亘り、自宅で作っていた焼き肉のたれが近所で評判の味だと聞きつけて、仲間で試食したところ、地元産のニンニクが沢山入っている割にさっぱりとして、肉でも、野菜でも素材の味を引き立てる、驚きの味です。 ソースやトマトケチャップを製造販売している地元老舗のK社の方もビックリするほど完成した味だと御墨付き。 この商品は、2年間順調に売り上げを伸ばしていて、今後も売り上げ拡大に期待が持てる商品です。
 そこで、自社の焼き肉のたれと自社で栽培している青ネギを使っての商品作り、焼きそばを検討することにしました。 それに、食の研究家E氏が紹介してくれたのが、高知の海、宇佐で取れている「いわし」を使ったオイル・サーディンを入れてみたらと、早速、E氏は試食の機会を作ってくれ、皆で味見したところ、これはいけると評判になりました。
 早速、2週間後に迫った、「コラボ・グランプリ」にエントリーして準備を始めました。 何度か、試食を繰り返し、幾つかの隠し味も入れ徐々にレベルが上がってきました。 前日は、夜遅くまで青ネギをカットしたりして、周到に準備をしました。 当日には、会場に調理用の鉄板とガスコンロを持ち込みその場で調理を始め、午前中から焼きそばの販売を開始しました。
 10件ほどのエントリーされた中には、工夫されたスイーツやトマトをアレンジしたもの、ヤギの乳を使ったドリンク、いわしを入れたメンチ、等々それぞれ魅力ある商品が発表されました。
 私どもの「龍馬のネギ、ニンニク焼きそば」は関係者5人ほどで舞台に上がり精いっぱいのプレゼンができました。 30分程の審査の後で、結果は敢闘賞とグランプリは取れませんでしたが、入賞することができました。
 今後は、関連商品とともに、この焼きそばを、各種イベントで販売しながら、徐々にパッケージや販売先に関しても検討していきたいと考えています。

2016年11月22日