14、農業経営 (平成28年4月1日)

 昨年11月より、高知県に申請して、国の施策である「農の雇用事業」で2名の研修生の受け入れを開始することができた。 条件としてこの2名の研修生を正社員として雇用し、2年間にわたり、研修の計画と実施の内容を管理しながら、私ども会社の役員の一人、Y氏が研修指導員として実際の指導を行うように規定されている。 当然のことながら、正社員としての労働保険(労災・年金・雇用)、社会保険(健康)、税金等々に関しての手続きも行い、農産物の栽培も開始したところです。 経営者の私にとっては、全てが初めてのことで、関係者に指導してもらいながら進めています。
 「農の雇用事業」からの研修費に関しては、最初の5か月分を申請して、入金になるのはだいぶ先になる見通しです。 申請に必要な、関係書類を作成するにも、未経験な私にはかなりの負担になります。

 農業は、生産物が出荷できて初めて収入が上がるわけで、最初の数か月は、農機具や肥料等の資材費もバカにならず。 経費が何かとかかるので、毎日、あれこれと頭が痛い状況です。 若手の研修生はそれぞれ真剣に取り組んでもらっていますが、収入のない現状での人件費は大きな負担になります。
 何とか、ゼロから立ち上げて農業で経営が成り立つように育て上げたいと、日夜努力しているつもりですが、売り上げが上がるまで、持ちこたえられるか心配な毎日です。 会社の資本金は少額なので、瞬く間に諸経費として消えてい、今後の運転資金と、トラクター等の農機具を用意するための設備資金を金融公庫や銀行に相談して用意することにしました。

 私が相続した高知の家屋敷と、3反ほどの畑と、5畝ほどのハウスを活用しながら、他に2反と3反の畑を知り合いから借りてスタートしました。 最初は試験的に、カブやほうれん草を栽培して、近くのスーパーの直販所に出荷していました。 未経験なためか雑草や害虫の処理に手間がかかり、採算が取れない状況でした。 現在は殆ど、露地での栽培なので、害虫や、病気の心配に加えて、天候が日々気になるところです。
 そんな中で、青ネギを作れば、安定的に購入してくれる話が持ち上がり、近隣の若手農家3人と相談して、お互いに協力して栽培することになりました。 買い手の方が、何度か指導にきてくれて、苗の育て方から、圃場の管理、肥料や消毒の仕方、追肥の与え方等々、細部にわたり説明してくれました。 この青ネギは、業務用に出荷するもので、一つの株から年に4回ほど刈り取ります。 作付けして2か月程すると青々とした、元気で力強いネギが生育してきました。
 2月中旬からは、出荷が始まり、順調に生育していますので、これからは、出荷量を増やして売り上げを伸ばしていきたいところです。 作業場で、商品を検品しながら、外側の葉等を取り除き、10キログラム毎に段ボールに詰めると、その日の出荷分を、N物流業者のターミナルへ持ち込みます。 現状では出荷先は大阪がメインです。 お陰様で、開始して1か月半程になりますが、今のところ、特にクレームもなく推移しています。 何とか、日々努力の中で、従業員と一致団結して良い会社にしていきたいと願っています。

2016年04月01日