12、土佐の「おきゃく」 (平成28年3月7日)

 土佐弁で宴会のことを“お客”といいます。 土佐の「おきゃく」は高知の街を会場にした、大きな宴会のようなイベントです。 2006年に始まり、今年は11回目 3月5日~13日に開催です。 高知の伝統料理として知られている皿鉢(さわち)のように、たくさんの魅力が一つに盛り込まれた楽しいお祭りです。 祭りの中心は、帯屋町から、電車通りにかけて、催し物が次々に開催される中央公園です。 宴会にかかせない高知の酒食、歌や踊りはもちろんのこと、アート、まんが、スポーツなどの多彩なジャンルの40程のイベントが9日間、次々と開催されます。

  高知市内の旅館やホテル、飲食店などは豪華なゲストを迎えて宴を開催。 食事やお酒を楽しみながら、文化人や経営者など著名人による軽妙なトークが堪能できる。 ふるまわれる料理も各会場のシェフが腕を振るう。 「おきゃく」の祭りには、畳を敷いた広々としたお座敷も用意され、誰でも自由に利用することができる。 ご夫婦、子供ずれの家族、若手のカップルと様々なグループで思い思いに楽しむことができる雰囲気である。 イベントの中には、今が旬の「土佐文旦」そのものや、文旦を使った加工品も販売する土佐・文旦祭りや、あちこちで、熱狂的な「よさこい春の舞」の歌と踊りを鑑賞できる。 また、舞台ではカラオケ大会なども開かれる。

 私も、レストランを経営する、I氏に誘われて、中央公園にところせましと張られたテントの一角で、弊社が販売している焼き肉のたれ「にんにくやきにく極めたれ」を販売することになった。 I氏が土佐の美味しい赤牛の串焼きを販売するにあたって、この“たれ”を使ってもらい、そのわきで、一本(300ml)700円で販売すべく、陳列することになった。 まずは、祭りの初日の土曜日と翌、日曜日の2日間テントの周りで通りがかりの方に売り込みを始めてみた。

 土佐人は祭りに目がない。 大都市にはない、地方都市独特の人間の温かい触れが街にあふれている。 この数年しか住んでない私でも、短期間に多くの知り合いと友人ができて、この祭りでも、何人も会うことができる。 所詮、人間社会は人と人との触れ合いが大切なことはいうまでもなく、この触れ合いを、大きなエネルギーとしてこの地のためになる活動に取り組んでいきたいと考えている。

2016年03月07日