60、青ネギ栽培3年目 (平成30年6月7日)

 農業の6次産業化を目指している弊社が、現在栽培しているのが青ネギである。 直接栽培していることで生産者としての立場をよく理解することができる。 さらには加工品製造販売、高知県内の生産者の農産物や加工品を主に首都圏への販売。 これらを合わせて6次産業を推進していると自負している。
 青ネギ栽培のために、弊社の近くの圃場(ほじょう)ハウスを入れて5枚の畑、全部で1町1反ほどを活用して、通年で栽培・出荷している。 ネギには数多くの種類があり、栽培の仕方や、栽培される地域で違った名前や商品になるようだ。 私どもの青ネギは、西日本で一般的に食べられていて、比較的太く、緑色の部分が多く、一本から数本に枝分かれしている。 いため物や丼、麺類、お好み焼きなど様々な料理に活用できる。
 通年で出荷しているが、温暖な高知といえども季節や天候により、安定して出荷するにはそれなりの苦労がある。 圃場は香美市土佐山田町小田島で会社の所在地の近くにあるが、現在栽培している圃場は半分ほどで、残りは畑を休ませている状況だ。 畑は主に若手社員O君が頑張ってくれて、私自身は若干の手伝いをしている程度だ。
 青ネギは日々の出荷量に合わせて、早朝、根の部分を残してカットして収穫する。 その後、作業場で外側の枯れた部分等を取り除いて、用意された10キロ入りの段ボールに入れる。
 出荷先は数か所あるが、主な出荷先は関西方面だ。 通常は一回に10キロの段ボール入りを10ケースから20ケースを一か所に送る。 一年中8℃から10℃のクール便になる。 主な運送会社は南国インターの近くにあるN運送だ。 そこへは弊社の軽トラで持ち込む。 更に遠方に出荷する場合集荷に来てもらう場合もある。 高知市内の配送先には、高知県下を集配して回るK配送が届け先の手配で集荷に来る。 後は、高知市の卸売市場のM青果は自社の車で社員が取りに来る。 それぞれの配送先によって配送・物流には取引先と相談しながら最適な手配をするよう心掛けている。
 私どものカットネギは最終的には生活者になるのだが、ほとんどの配送先は野菜類のカット工場になる。各種にカットされたネギは、食材として各種の食品等に使われる。
 高知市内に配送しているものは、高知の日本食のレストラン・チェーンのオーダーによるものだが、途中市内のカット工場へ届けている。 届けられたネギは3通りの方法でカットされて、店舗に届けられているようである。 後は通販で、個別に焼き肉屋さんとかラーメン屋さんに直接出荷している。
 野菜のカット工場との契約は、年間で出荷量が決められ、販売価格も原則年間値決めになる。 価格帯は市場の相場の平均値が参考になっている。

 最近力を入れているのが、自社で栽培している青ネギを活用した加工品の製造・販売だ。 昨年から新商品として開発したネギ味噌は、高知市内のD味噌屋さんにネギを持ち込み、商品を作っていただいて、その後、全弊社で買い取り販売している。
 今のところ順調に販売しているが、今年は、更に新たな商品開発を検討している。

2018年06月07日