62、異常気象 (平成30年7月24日)

 先日、ここ、高知県香美市土佐山田町でも、降り続く雨で、目の前を流れる一級河川「物部川」の一部も氾濫しました。 幸いにも河口から約9キロメートルの上流にある私どもの家屋敷、田畑は昔から災害に見舞われたらしく、立派な堤防が築かれていて、一部は更に昨年補強されていました。 氾濫したのは対岸の地域で、堤防の内側に田畑や園芸用のハウスもあり甚大な被害になりました。 特に山間地の多い高知県は土砂崩れによる道路の切断等が多く起こりました。 現実に、度々身の危険を感じていたことは事実です。
 高知県での豪雨が収まりかけたところに、広島、岡山等々が更に多くの災害が発生したことは今もその復旧に多くの時間と手間を要する結果になっています。
私どもにも多くの皆様から見舞いの連絡を頂きありがたく、感謝に堪えません。
 さて、大雨が過ぎた後は、全国的に気温が上昇して、過去に経験したことのない高温が続いています。 驚いたことには、過去に最高気温を記録した高知県の数値を超える高温が日本各地に起きていることです。 今日現在でもこの状況は続いているのです。 あれだけ降った雨が10日ほど一滴も降らず、日中は「ゆだる」程の気温が続いています。 多くの方々が各地で熱中症にかかり、命を失う方も出ている始末です。 いったい、地球に何が起きているのでしょうか。
 昔は、どうしても避けられない、怖い存在として「地震、雷、火事、親父」といわれていましたが、今や親父の怖さは影を潜め、代わりに、豪雨と高温が加わっているのではないでしょうか。
 
 地球上で起きている異常気象を見てみると、異常高温や干ばつ、大雨や集中豪雨ですので日本も世界基準に近づいたといえるのでしょうか。 従来の日本の異常気象は、猛暑や冷夏、大雪や暖冬が挙げられます。 最近気になるのは、「エルニーニョ現象」や「ラニーニャ現象」です。 「エルニーニョ現象」は、南米ペルー沖太平洋の海面の水温がいつもより高くなり、太陽の熱で温まった海水が西に流れ、海水の少なくなったペルー沖は、海の深いところから冷たい海水がわきあがり、太平洋の東と西の海水温度に大きな差ができる。 「ラニーニャ現象」は何らかの原因で、東から西へ吹く貿易風がとても強くなり、ペルー沖の海面水温が低くなってしまう現象。 この「ラニーニャ現象」が、日本の猛暑や寒冬といった異常気象の原因になるようです。 異常気象の原因はやはり地球温暖化と大きな関係にあるようです。
 二酸化炭素などが増えすぎて、地球に熱がこもった状態が地球温暖化とすれば、気温が上がること、大気のバランスがくずれて海水の温度や気圧などにも影響し、地球温暖化が異常気象の大きな原因の一つといっても間違いないでしょう。 自然界の中で生かされている人間が自然界のバランスを壊さないようにするにはどうしたらよいか、大変難しい課題ですが何かの糸口でもつかみたいと思います。

 高知で栽培している、青ネギも日照りで枯れそうです。 毎日の水やりは、大自然の雨にはかないません。 何とか大自然の怒りをなだめられればと感じるこの頃です。

2018年07月24日