33、加工品の開発・販売  (平成29年 4月 19日)

 3年ほど前から、開発して販売している、焼き肉のたれ「にんにくやきにく極みたれ」が順調に売り上げを伸ばしている。 それは、地元や首都圏での商品に関して認知されてきているのだと思う。 元々、この商品は、高知県香美市土佐山田町の知り合いの農家の奥さんが作っていた、地元の人しか知らない、こだわりの田舎風味のたれを商品化したいと考え、口頭でもらったレシピを地元のK生産工場へ持ち込み、委託生産しているものです。
 最近では、地元、高知県香美市の“ふるさと納税”にもエントリーさせていただいている。

 一本300mlの容量だが、小売店で“たれ“やドレッシングの棚に並ぶと大手のものと比べて格段と高い単価になる。 然し、調味料(アミノ酸等)、着色料、保存料、甘味料を一切使っていない、こだわりの弊社の商品は現在の生活者が求めている、健康志向に合致するものなのだろうか。 大手に比べて現在のところ、少量生産であるだけに、こだわりのこの商品の原価はかなり高くなり、多くの利益は期待できない。 更に、容量の20%と大量に使用している高知産のニンニクの調達が難しい状況にある。 高知産にこだわっているだけに、かなり厳しい現状でもあるので、高知の数社の生産者に声をかけさせてもらっている。

 徐々に、生産・加工・販売の体制ができつつある中で、現在検討しているのが、加工品の開発になります。
 現在は自社で栽培している青ネギを活用した商品開発に取り組んでいます。  中華の食材としての加工もありますが、最近は地元のイベントにできるだけ参加して、ガス台と鉄板を仕入れて、自社の青ネギと、地元宇佐で捕れた“うるめいわし”(オイル・サーディン)を入れ、自社の“たれ”で味付けした焼きそばを販売しています。 直接、味わってもらうことで多くのヒントをもらうことができるので、たいへん貴重なマーケティングの機会と感じています。 また、イベントに参加している事業者自体が、様々な工夫をして商品開発をしていることを身近に知り、参考にすることができます。
 そのほか、食品加工事業者に青ネギを持ち込み、商品開発を依頼したり、親しくさせて頂いているレストランや食堂等に実際に青ネギを持ち込み、使ってもらいながらアイデアをいただくケースもあります。
 地元Y高校が、授業の一環で、商品開発を地元生産者等と協同で取り組んで新商品開発していることを知り、学校に青ネギを持ち込み、相談したところ、ピザのトッピングとして、実際に焼いてみると連絡をいただき、青ネギを一箱10キロ持ち込んだところです。
 このように、色々と試行錯誤しながら、新たな商品が開発され、販売に結びつけられることを願っています。

  将来的には、地元の皆様と共同で、商品開発を継続して行えるような施設を活用させていただきながら、自ら加工品の開発のみならず量産できる加工施設を持ちたいものだと思います。 地元には量販店が持っている加工施設や自治体の施設等もあるので、協同研究を進めながら、具体的な取り組みに発展できればと考えています。 それには、国内外の市場の動向、ニーズを的確に把握して、新たな商品作りに取り組む必要があると感じています。
 同時に高知県の農産物の生産者が、県外への販売に苦労しているところから、物流の見直しや、販売ルートの開発で、農家の取り分を増やしながら30件程の農家と取り組んでいます。

2017年04月19日